おはこんばんは、おばサラです。
四十肩(年齢的には五十肩?)を発症してから約1年、やっと「背中に手が回る」状態になってきました。
最悪期は「夜寝られない」「おへそにさわれない」でしたので、だいぶ緩解してきました。
自分が辛かった時に知りたかったことがなかなか見つからなかったので、本日は自分の体験を書いておきます。
「夜寝られないほど痛い」(急性期)1.5ヶ月
頭の中が「痛いんですけど」でいっぱい、痛みで睡眠不足にもなり、結果、かなりネガティブ思考になります。
とにかく「痛みを和らげる」「必要な睡眠をとる」ことが最優先。
医院では「側臥で大き目のクッションやバスタオルをたたんで脇に挟んだり腕をおいて、腕を痛くない角度に保つ」ことを勧められ実践。
ですが、無意識のうちにクッションがはずれたり、寝がえりをしては激痛で目覚めるて辛い・・・
そこで、しまむらにて「キッズ枕」と「三角クッション」を購入、
・キッズ枕をアイマスクで腕につけ、枕をわきの下にゆる固定
(アイマスクだと目に当てる部分があり、ただのゴムひもより固定しやすかったです)
・三角クッションを痛い腕側の背中において、寝がえりで完全に腕が下になるのを防止
(購入した三角クッションは「クッションとして柔らかすぎるのでは」感が逆に「寝がえりはうてるけど腕が衝撃を受けない」でちょうど良かったです。)
この3点セット、今まさに痛い方には大変お勧めです!
そしてロキソニン湿布を四六時中貼り、痛みを緩和。この頃肩まわりの肌は照りてりになり、肌触りが変わっていました。
(湿布は効能と肌荒れ対策として、4時間程度ではがすとよい、との薬局のお勧めでした)
「使わなければ大丈夫、動かすとむちゃくちゃ痛い」(慢性期)5か月程度
「使わなくても痛い」からは脱した状態。まだおへそには触れないレベル。
時系列では、最初がこの段階でしたが、医院では「リハビリ器具(壁についた大きな輪に持ち手がついてる)をぐるぐるまわして」と指導を受け、2か月がんばった結果、痛みで夜寝られなくなり、通院先を変更しました。
(おそらく私の説明で回復期だと齟齬が生じたためのご指導だったのではないかと思います。
私と同様に最初の診断タイミングが「急激に動かすと痛い」から入る方も多いかと思います。もし「辛すぎて無理ー」というずれがでたときは、よく医師と話し合うか、セカンドオピニオンを受けるのが良いかと思います)
通院先では電気治療やストレッチが中心で、自宅でも積極的には動かしていませんでした。
変な方向にうっかり動かしては激痛になる日々に、「数年このままなのでは・・・」と暗い気持ちになりつつ過ごしていました。
「痛くはないが動かない」(回復期)3か月~
この時期になると、痛みはほぼ消えています。状態としては「体がめちゃくちゃ固い人」
通院先での対応も「痛くてもぐいぐいストレッチ」「できるだけ動かす」に変更となりました。また、自宅でのストレッチ、動作も積極的にするように指導を受けました。
理学療法士の先生に「痛いのはどれぐらい我慢してもよいのか」とお聞きしたところ「この時期は戻るわけではないので、痛いこと自体は問題がない、ただ、「痛いからもう嫌だ」というメンタルになっては本末転倒なので、そうならない程度に」
とのこと。「痛いから通院をやめてしまう」方もいらっしゃるそうです。
(その気持ちわかるよー、と大きく頷きたくなる程にはストレッチ痛いです。)
そして、「片方治った途端に反対側を発症する方も多いんですよねー」という言葉に、反対側のストレッチもひたすらがんばっています。
ちなみに、四十肩は自然に緩解するらしいです。
通院によるリハビリは、その期間をできるだけ短縮するとともに「動かなくなったまま動作しなくなる」のを避けられるため、積極的にお勧めするとのことです。
また、通院頻度について、私は週末のみでしたが、本当は隔日ぐらいの頻度で通ったほうが良いそうです。(通院中何度も、平日通院できませんか、と打診されました)
予防は「積極的なストレッチ」
特に更年期障害の症状の一つに「凝り」があるため、女性の皆様は更年期の症状がでてきたら、特に用心してストレッチをされることをお勧めします。
正直、発症するまで「四十肩」を舐めていました。
「そんなさらっとした名前で呼ばないでほしい!油断するじゃん!もっとこの辛さが伝わる名前なかったの?!」
と何度叫んだことか・・・
ぜひ予防をお勧めするとともに、今まさに辛いどなたかのヒントになれば。