おはこんばんは、おばサラです。
本日は読了本の紹介です。
(ゆっくり読んでいるうちにPrime reading読み放題対象が終わってしまっていました。
Kindle Unlimited 会員の方は読み放題対象です)
題名どおり、とてもシンプルな内容です。
一応物語形式をとっていますが、枕詞程度。ほぼ解説本です。
一冊かけて丁寧に「米国株式(S&P500)の積み立てインデックス投資の良さ」をお勧めする内容となっています。
「なんでリスクとってまで投資したほうがいいの?」
「どうして時間かけて積み立てしたほうがいいの?」という疑問をお持ちの方に回答を示してくれると思います。
とはいえ「よし!これを読んで早速始めよう!」というには情報不足の内容です。
ポイントして抑えるべきことには触れているのですが、おそらく初心者の方はほぼ読み飛ばしてしまう内容の薄さ。
特に私が一番大切だと思っている「アセットロケーションとリスク」についてはほぼ触れられていません。
投資で一番危険なのは「よく仕組みがわからないけど、しっかりした本でお勧めされているのだからきっと良いのだろう」と買ってしまうことです。
それは激辛店にいって「よくわからないが先日テレビでXXXさんがいいと言っていたからあれにしよう」とするレベル。
大抵の方は、辛さの度合いをチェックして、自分の辛さ基準と照らし合わせてメニューを決められると思います。
そもそも辛さが「唐辛子」なのか「山椒」なのか「辛子」なのかでも違う。
その日限りの料理でさえチェックするのに、はるかに大事なお金に関してチェックしないのはおかしいはずです。
もしかしたらリスクのある金融商品は
「とても美味しいと評判だけど、注文したものはどんなに激辛でも完食しないといけない激辛店」みたいなものかもしれません。
そんなお店で「メニュー読んでもちんぷんかんぷん」だったら、そりゃ誰でも食べたくないでしょう。(私も絶対に嫌です)
ですのでこの本を読まれて「よし!投資してみよう!」となった方は、ぜひ始めるまえに水瀬ケンイチさんのこちらの連載
を一読されることをお勧めします。
現在は書かれた「お金は寝かしてふやしなさい」、そしてそれを原作としたマンガ版も、現在kindle本セールでとても買いやすいお値段になっています。
ほかのお勧め本もあわせて、私も改めて復習・学習しようと思います!