おばサラ日記

50代おばはんサラリーマンの徒然日記

『渋谷ではたらく社長の告白』(藤田 晋著)【読了本紹介】

おはこんばんは、おばサラです。

 

先週も平日は1冊の本をずっと読み進めていましたが読了せず。

週末に読了するために読む、という状態にしたくないために、またまた別の本を読みました。しばらくはこのリズムでいこうと思います。

 

今日のご紹介はその「べつの本」

(2022/7/24現在 amazon prime reading読み放題対象)

 

amazon prime readingの読み放題をよく利用しているのですが、評価が高いものをライブラリに登録する、という方式のため、評価が高いことから選択。

 最近の本だと勘違いしていましたが、2005年の出版でした。

当然、語られている「最後の時」が2005年。

なので、藤田さんご自身の公式ブログも少し拝読しました。

ameblo.jp

ただ、その部分は本の本質ではないので、あまり関係なさそうです。

ご活躍を考えると、こちらの本で語られている信念と行動力はあまり変わらずに今まで過ごされてきているのだろうな、と感じます。

 

本を読んで感じたのは「やはり人間はみな平等なのだ」ということです。

藤田さんの猛烈な進み方、ちょうど先週読んだ堀江さんの割り切ったお考えと行動力。

人間、24時間であることも、心身をかけて活動できるエネルギー限界も平等なのだ、とお二人のお考え、行動を拝読して、逆に強く感じました。

お二人は意気投合された、と書かれていますが、まったくお二人を知らない私でも「そうでしょうね」と自然に思います。

猛烈に進まれる方は、猛烈に取捨選択をされている。

決して「総取り」しているわけではなく、たくさんのものを諦められている。

 

もちろん、生物の個体差として能力差があり、お二人は恵まれた才を持っていらっしゃると思います。ですが、「だから自分にはできない」というのは違う。

単純に「何を選び何を諦めるか」を明確にして多くの物を手放した結果として、大きな成果を得ていらっしゃるのだろう、凡人である私との最大の違いは「取捨選択の明確さ」にあるのだ、と感じました。

周囲の意見や”常識”という枠にとらわれず「自分が何を望むのか」をきちんと見極めて選択をする。

 

私が家族をえて仕事と家族事との両立に悩んでいた時に出会い、自分の中で折り合いがついたきっかけになった本があります。

『ライフバランス』

ライフバランス―生活にバランスをもたらすためのシンプルな方法 | アイヤー,リンダ, アイヤー,リチャード, フランクリンコヴィージャパン |本 | 通販 | Amazon

 

自分が大事にするものは何なのか、をきちんと確認し、きちんと取捨選択をする」という意味では、根本は同じだと感じています。

大きな富や誰からも明らかな「達成」だけが「成功」ではない。

 

藤田さん、堀江さんとは年齢も近いだけに余計に「自分とお二人は、同じ時代を生きた人間として、それぞれ違う道を選んだのだ」と感じているのかもしれません。

今後も同じ時を生きる同じ人間として、「自分の望むこと」をきちんと選択していこう、と思わされる一冊でした。