おはこんばんは、おばサラです。
マネックス証券から封書を受領。
この季節ならではのロールオーバー手続きのお知らせか、と思ったのですが、
封書自体は
・ロールオーバーの申し込みがウェブサイトからできるようになったこと
・それにより、今後の書類郵送は行われなくなること
のお知らせでした。
手続き自体は12日夕方より開始となっていました。
締め切りは12月14日まで。
ロールオーバーは一般NISAを選択した場合にのみ発生する延長手続きです。
一般NISAの非課税期間は「最長5年」と短くなっています。
これを「非課税期間切れを迎える投資分を、翌年の枠を使って延長する」ことができるようになっています。
投資は当然非課税で再投資をできるだけ長く続けた方が有利ですので、通常はロールオーバーを選択することになるのですが、「手続きをしない場合は延長されない」という仕組みのため、手続きを忘れないことが非常に重要です。
一般NISAと積み立てNISAは毎年選択が可能ですが、NISA開設時の2014年は一般NISAのみでした。そのため、初期からNISAを始めていて当時の分を再投資するためには、必然的に一般NISAを選択してロールオーバー手続きが必要になります。
忘れると非常に痛いので、郵送でお知らせが届くのは、ある意味ありがたかったのですが・・・来年より忘れないように、カレンダー登録しました。
もちろんログインしたら「お知らせ」にはメッセージが届きますが、うっかりが多い私は見逃しそうです。
これから投資を始めるのだけど・・・という方には圧倒的に「積み立てNISA」の方がお勧めです。
上記にも書いた通り、毎年選択が可能な一方、「積み立てNISA」の非課税期間は最長20年間と長期、かつ、設定をすればiDECO同様に自動積立が実施されます。
「これから投資を始めよう!」と張り切っていると、インデックス投資とどうように「すぐに設定が終わってすることがなくなる」という自動積立は物足りなく感じると思うのですが、最近厚切りジェイソンさんが投資に関して「投資は歯磨きのようなものです」とおっしゃった、と話題になりましたが、まさにその通りです。
新たに電動歯ブラシを買ってみたりするときは盛り上がりますが、きっと毎日のお手入れや充電頻度が多かったら、だんだんと嫌になって敬遠してくると思います。
だからフロスだって割高でも「糸ようじ」や「Y字フロス」が多くでまわっていますし、私も取り入れています。
また、投資を始めてすぐのころは「下落したら売却したくなる」誘惑に打ち勝つのが一番の高いハードルになります。
ですので、もしNISA投資を「これから始めてみよう」という方は、まずは
・どれを選んでもあまり失敗がないことが担保されている
・飽きても自動的に投資が続く
・下落した売却したくなったら、まずは「一旦追加投資をやめてみる」ということで、売却までは踏みとどまれる可能性がある
積み立てNISAはとても続けやすいのです。
非課税の投資総額も積み立てNISAの方が有利になっています。
今年から毎年枠上限まで投資できた場合の最大非課税枠は
積み立てNISA:840万円
一般NISA:600万円(2024年改定後は最大610万円)
ですので、株式投資でかなり積極運用しなければ、一般NISAの優位性はありません。
また、毎年選択できますので、「まずは積み立てNISAで始めてみて、投資知識や経験が増えてきたら一般NISAに切り替える」ことも可能です。
投資経験を増やしてみたい場合は、投資資産の5%以内で株式購入をしてみると、自分の予想と現実のギャップ、下落時に自分はどう考えるのか、など、「始めようと思ったの想定と実際の違いを埋める=経験を積む」ことができると思います。
いわゆるサラリーマンが積み立てNISAを選択した場合、毎月の非課税枠は
iDECO:23,000円
積み立てNISA:30,000円(年に2回、20,000円追加で上限)
合計53,000円~55,000円となります。
ただ、これらの枠を活用するメリットは「投資」のため、「安全資産」である貯蓄は別にすることになります。
仮に同額を貯蓄しようとすると、月10万以上を確保する必要があります。
ですので、「月5万今日という金額」は、私を含めた一般的なサラリーマンにとっては、ある程度十分な枠である、と感じています。
とはいえ、非課税枠は「元金」であり、NISA投資の最大のメリットは「利益を再投資することで非課税資産を大きくしていく」という点にあります。
そのあめ、私自身の投資はこのまま一般NISAで「できるだけロールオーバーしていく」というのが最も合理的な選択肢だと考えています。
※投資は自己判断です。上記はあくまで「私の意見」でしかありません。ご自身でご判断をお願いします。