おばサラ日記

50代おばはんサラリーマンの徒然日記

【社内SE】データを整列したがる人間の限界

おはこんばんは、おばサラです。

 

本日より機会をいただき新しいシステムの仕組みを勉強し始めました。

すでに社内で活用しているシステムであり興味津々ではあったものの、自分の管轄外であったことから見ることがかなわなかったため、とてもワクワクしています。

 

現在詳しい方からレクチャーを受けたのですが、その時でた話題が「フレキシブルにできる形式のオブジェクトが一番よく活用されているが、あまりにバラバラで全部がつかめずに把握が難しく、混乱する人も多い」とのこと。

 

このお話で思い出したのがGmail/Googleドライブです。

 

Gmailまでのメーラーでは、綺麗にフォルダ分けをして使うのが当たり前だったように感じます。ファイルを保管する共有フォルダやサーバーなども同様。

ですが、GmailGoogleドライブのようなGoogleアプリでは、あまり「人が管理しやすいように整理する」すなわち「整列した状態で保管する」という事ができづらいように感じていました。

ラベルもフィルタリングもできるが、整理した後もなんとなく探しづらいに見づらく、

設定したあとも旧来のメーラーに比べて「使いづらい」とストレスでした。

 

ですが慣れてくると「人が管理する」ということを放棄すればよいのだ、とわかってきました。どのアプリも強力な検索エンジンにより、検索する言葉さえ間違わなければ分類していなくても簡単に見つけることができます。

新しいシステムのオブジェクトも同様のようです。

他のオブジェクトと紐づけすることにより、必ず関連するものをリンクして確認することができるようになっています。

 

ですが、Gmailのデメリットも感じています。AIによるフィルタリングと「検索すればみつかる」ということに慣れてきて、未読の件数がどんどん増えています。

全メールをすべて確認する、ということが昔は当たり前だったのに、今は「時々チェックして一括削除する」だけで普段は放置しがちです。

システムが間違えていれば、大事なものは情報の海に埋もれてしまいます。

 

業務システムを管理する立場の方は、ユーザーの皆さんが日々作成しているオブジェクト群の中で、システムの考慮もれにより取りこぼしがないか、想定外により顧客影響がでるような事態になっていないか、など、データ一つ一つを追うのではなく、全体を把握した管理する必要があります。

 

私もそうですが、人間が全体を把握しようとすると、どうしても番号に意味づけをしたり、把握できる量のカテゴリー区分をつけたり、など、ある程度整然とした状態にしないと全体像の把握やイレギュラーの検知ができません。

 

Googleのような考え方で設計されているシステムではこれが難しい。

膨大な量のデータを人間が管理するよりもはるかに速く合理的に紐づけできるのですが、システム定義・設定や運用考慮の想定外を見つけたいので、システムの強力な検索やリンクだけに頼っていると、結局見つからないため、なにかしら別の軸を考える必要でてきます。

これを怠ると、ある日思わぬ形で見逃していたメールを見つけるように、思わぬ情報の取りこぼしを見つけることになる、と。

 

とはいえ、人間が管理できるレベルで整理しようとすると、人間のほうがはるかに扱える情報量が小さいため、結局システム本来の力を発揮できないことになります。

ジレンマだなー、と感じます。

 

そういった意味では、システムが取り出した結果をみて「違和感がないか」「つじつまがないか」といった点で判断できることができる力がより必要になってきた、と感じるこの頃です。