おはこんばんは、おばサラです。
今日のおせち準備は黒豆だけ。
お天気もよいので、ずっと懸案だった、バラの冬剪定をすることにしました。
我が家はコンクリート部分が多く、地植えできるのは1株分だけのミニスペース。
そこに1株、鉢で3株の合計4株あります。
最近仕事にかまけてまったく手入れをしていなかった薔薇たち。
1株はお昼の温かさのせいかまだ蕾がある状態。残りの株たちは休眠期にはいっている様子。
さすがにもう年末なので、元気な子もこのタイミングで一緒に剪定することにしました。
(写真はどうしても家が写ってしまうのでなしです)
我が家の株たちは2年生から3年生。
今年はどの株たちも元気に育ってくれて、春先に10号鉢に変更したりもしました。
変更したらますます元気になりました。やっぱり土がしっかりあるのは大事ですね。
去年はどの子も弱っていて不安だったので初夏の選定はかなり弱めに。
結果、秋には2Mに到達する勢いに。
さらに、我が家は西日の上に家壁に沿ったスペースになるため、枝が大きく偏ってしまい倒壊寸前に。慌てて添え木やプレートをあてました。
春は立派な花たちをたっぷり楽しみ、夏は暑さで小さく淡くなりながらも咲いて楽しませてくれました。
ですが台風の時のメンテナンスを怠り、秋冬は黒点病の嵐が吹き荒れて、冬花を咲かせられたのは1株だけ。
また、虫たちも防ぎきれず、秋にはかなりの蕾が美味しく食べられてしまいました。
薬は用意していたのですが、粉薬などを用意した結果、面倒が勝ってしまいさぼりがちになったのが最大の敗因です。
病気発生後に慌ててスプレーを買いましたが、発生してからでは遅いですね。
さて、そんなこんなで冬剪定です。
いつも最初はなかなか思い切れないので、まずは立った目線の高さに剪定。
そこからだんだん新芽をみながら下げていく戦法で剪定していきます。
これをしていると、いつも自分の心理が不思議です。
最初は「そんな短い位置は無理!」と思っているはずなのに、ある程度切りそろえると、どんどん位置を下げていけるのはなぜなのか。「今の位置からちょっと」だから大丈夫になるのか?それとも「剪定する」という行為に慣れて大胆になれるのか?
剪定していると、株たちの個性を感じます。
鉢3株はシュラブなのですが、
1株めは典型的なシュラブ、もともと花が小さめなせいか、小枝も多く、葉もしっかりと茂る元気な子です。これは剪定も簡単。
2株めは枝が太くかなり伸びるタイプで横に広がります。今年は私が両手を広げた状態よりも両側に広がりました。蔓の傾向があるのかもしれません。
ですが蔓として育ててあげることができないため、しっかり剪定。広がり気味の枝を添え木で抑えました。
3株目はまだ休眠していなかったハイティー。蕾をつけた枝は長めに剪定。葉も落としてちょっと無理やりですが、うまく休眠してくれることを祈りながら剪定です。
そして残る地植えの株。こちらは、シュラブにも蔓にもなる性質なので、シュラブの状態に憧れてお迎えしたのですが・・・どうも我が家のは蔓の性質が強い気がしています。他の株たちと同じく地面から5,60cmまで下げたいのですが、他の株たちと違ってその位置に新芽の気配がなく、茶色いしっかりした枝になっています。
そのうえ、去年はシュラブとして剪定したのですが、お日様の方向である前面にどんどん伸びてしまい、手前にあるポストを開けるのが困難になる始末。柵で抑えたのですが、どうもうまくいきませんでした。
そこで今年は思い切って短く剪定するのをやめて、柵の位置を前面から壁側に変更、
そちらに枝を誘引してみることにしました。
先に残っていた葉を落として枝だけの状態にしてからスタート。
「この季節の枝は柔らかいので誘引できる」とは聞いていたものの、以前に柵で抑えようと奮闘したときには随分折ってしまったのでs「折れたら他と同じ位置で剪定できた、と考えよう」と覚悟しつつ、思い切ってぐいっと背面方向へ。
おお!初夏に格闘したときと違って以前と違って全然折れません!
本当に誘引すべき季節、というのがあるのですねー。
結果、前に向かって伸びていた枝たちをすべて背面側から扇形になるような形に誘引できました。
春先になればまた絶対に前に向かって枝を伸ばしてくてくると思うので、前面に柵を追加したほうが良さそうですが、いったん満足な仕上がりに。
ただ、気になるのは高さ。
誘引で枝を固定すること+新芽の位置に合わせた結果、この株だけ剪定位置が1mぐらいの高さに。ここから今年の勢いで伸びると、1階の庇まで届いてしまうのでは・・・
ちょっと怖いですが、今回はこれでチャレンジ、また来年答え合わせです。
薔薇もすっかり冬の装いになったら夕方のチャイムが。久しぶりに半日しっかりと庭事をして達成感のある年末になりました。
あ、大掃除は・・・来年の自分にお任せとします・・・