おばサラ日記

50代おばはんサラリーマンの徒然日記

【雑記】AIの客引き

おはこんばんは、おばサラです。

今日は私は仕事始め、パートナーはまだお休み中、おせちのあとはジャンクなものが食べたいよね、ということで、出前館マクドナルドを頼んでくれました。

 

そこでびっくりすることがあったそうです。なんと、出前館マクドナルドを検索していたその時、UberEatsから「マクドナルドいかがですか?」というセールスメッセージが届いたとの事。

時間的にも中途半端な時刻だったので「きっと携帯での検索状況をみていてAIで検知、メッセージを送ったに違いない!」と二人の間で話題になりました。

(本当にそうなのかどうか、裏の仕組みなどは未確認ですので、単なる偶然の可能性もあります)

 

AIで監視されている、怖い!と一瞬なったのですが、今までのリアルで例えたら、まあ、これは「客引き」であろう、と考え直して、「そんなに怖くはないかも」となりました。

今までも居酒屋が立ち並ぶお店でも観光地でも「他店をちょっと見ていたら他のお店の方が『いかがでしょう』とこっちを向いて呼び込みをする」なんてことは幾度となくありました。

よく考えたら、「お店の人がこっちをよく見ていて声をかける」という行為は、古の昔からあった行為なのですよね。

ただ、「携帯でデータを検索してみている」という行為が「部屋で一人、機械に向き合っている」という状態から極めてプライベートな状況である、と思いがちなだけで、

実際はインターネットの海で物色しているなど、衆人環視のもとお店を物色しているのと何一つ変わらない状況、といったことなのでしょう。

そう思うと今回のメッセージは「AIによる客引き」という意味では、「よくお客を見ている目ざとい店員」といったところでしょうか。

 

私の会社でも顧客管理にSalesForceを取り入れており、Salesforce EinsteinのAI分析を活用、「XXXをした人は次にXXXをする確率が高いので、XXXをする」といったロジックも取り入れています。

 

今回の「出前館マクドナルドを検索している人はマクドナルドをこれから注文する確率が高いので、マクドナルドが関係するキャンペーン情報をすぐに送る」といったロジックは、まさにそのロジックそのもの。

 

今回メッセージで伝えられたキャンペーンの内容はあまりお得度が感じられず、パートナーはスルーした、とのことですが、刺さる人がいくばくかでもいれば、ランダムな日時・ユーザーに同じ内容を発信するよりも効果は上がるでしょう。

 

何にせよtwitter発信でもよく言われてきた

twitterのつぶやきは電話とは違って”インターネット”という世界に向かって叫んでいることを肝に銘じる」

のと同じように

「携帯で検索をしているときは一人ではなく、”インターネット”という巨大な街の真ん中できょろきょろしていることを自覚する」

といったマインドチェンジが必要なのだ、と痛感した出来事でした。