おはこんばんは、おばサラです。
昨日から楽しみにしていたイベントが終了して、主催の方がtwitterスペースでお話をしてくださっているのを聞きながら書いています。
主催の方が「最初は個人イベントを企画するのはでどうしたらよいかわからず手探りだった」と来し方をお話されているのを聞いて、やはり、いろいろなサービスや会場などがノウハウあったとしても、根本は経験が大切なんだなー、と感慨深くなりました。
私も仕事で日々業務のマニュアルを準備して、展開して新たな方に共有して・・・としていますが、どの方もやはり「慣れてわかってくる」と各段に対応能力があがります。
かといって、マニュアルが情報不足なのか、というとそうでもない。
人間には「テキストで書いてみるとマニュアル通りなんだけど、やってみて初めてわかること」という非言語の部分があったり、自分の中で「経験」という回路ができるとジャンプアップする何かがあるのだと思います。
なんとなく「調べればわかることなんだけど、暗記している人には敵わない」となる時と近いのかな、と思います。
自分の場合は、暗記している事を中心に連想や次の行動への準備などが早くなったり広くなったりするような気がします。
「慣れ」=「経験」も「テキストに表せない細かい非言語の要素も含めて、一連のことを覚える」という状態なのですよね。
そういえば以前に「ツールは無意識に使えるようにならないと使いこなせない」という話を聞いたことがあります。
その時のたとえは「車の運転」
「初心者は車の運転そのものを意識していることで精いっぱいだが、車の運転が無意識にできるようになると、運転することでできることに意識が向くようになる。
BIツールなども使い方を考えているうちはだめで、主要な機能や操作が無意識にできるレベルになったときに初めて、分析すべき本質に迫れる」
といった主旨だったと記憶しています。
自分がこの体験に近いことを痛感したのは家計簿です。
最初の頃は「家計簿をつけること」が中心で、分析は二の次でした。ですが、慣れてくると「家計簿は結果からスタートしないと意味がない」と気づいてからは、できるだけ現金決済を減らしてアグリゲーション機能が豊富なソフトを選び、細かい数字を追うのをやめました。それからやっと家計が思い通りになってきたように思います。
経験を共有するためにはマニュアルがきちんと整備できていないと始まりませんが、自身の成長を大切にするならば、何事も経験なんだ、と改めて実感したお話でした。