おはこんばんは、おばサラです。
息子から「やろうとしていることがなかなかできない」「美容院の予約をいれたり、欲しいものを実際購入するまでに一週間かかる、なぜかできない」
という話がありました。
私なりの回答を書き留めておこうと思います。
私も伸ばし伸ばしにしてしまうことがよくあるのですが、(例えば運動やダイエット、掃除、買い物も)「できない」ではなく「その瞬間にやらないことを選択している」と考えています。
「この瞬間に始めない」「1分後にもしない」「5分後もしない」をの繰り返しが「伸ばし伸ばし」を形成している、と。
そして良いことでも悪いことでも、脳がその瞬間、無意識に「損得」「快不快」を選んでいるのだ、と。
例えば運動。知識としては「運動したほうがよい結果がでる」と思っていても「この瞬間他のことをせずに運動を始める」のは嫌。だからしない。
欲しいと思っているものをブラウザで見ていても「なんとなく買わない」のは「買う事で得られる快」と「購入することで使うお金」をどこかで「見合わない」「もっと慎重に検討してから決めたい」と思っているときに迷う。
それが数百円でも数千円でも一緒。迷いがないときは高くてもその瞬間に「買う!」と行動している。
少し前のオンラインイベントで「買う!」と決めていた作家さんの作品をカートに入れたのですが、思った以上に送料が高かったのです。作品の半額でした。
そこで自分はうー、と迷い、迷っている間に売り切れました。
売り切れたのを見た瞬間は「しまったー!」と後悔したのですが・・・
「自分はなぜ購入ボタンを押さなかったのか」と振り返るとやっぱり
「トータル金額を見た時にこの作品を買うお値段としては高い」と感じたからなのです。「高い」と思っている時点で作品に対して少し冷静。
数分後他の作家さんのほぼ同じお値段作品はは、ほぼ使うあてがないものなのにさっくりと買ったりしていました。
「なぜかできない」と考えているうちは自分の心の動きに対する解像度が少し低いと感じます。「自分はこの瞬間なぜしていないのか」「そのことに対して心にブレーキをかけていることは何か」をちょっと気にしていくと、自分をよりよく知り、コントロールしやすくなるよ、と息子には話しました。
「できない」から「やりたくない」へ、自分の捉え方を変えるのは難しいだろうな、と思いながらも、考え方を知ることで、客観視を少しずつ身に着けていってほしいな、と感じています。