おはこんばんは、おばサラです。
先日読み耽ったシリーズコラムで、認知症について再認識したばかりですが
Googleが私が関心を示したためか、今度はこんなニュースコラムをお勧めしてきました。
高齢になってからのうつ病についてのお話。
私も精神科の通院をしたことがあります。うつ病というよりは「抑うつ状態」という診断で、幸い仕事にも支障はなく、カウンセリングと服薬で3か月かからずに通常の感覚に戻ることができました。
そこまでできていたものが、ある日急に、何かがぷっつりとなんだかできなくなる、そして判断力が低下して「何かを決めるためになにかをするのが辛い」という状態になる。それが自分が記憶している自覚症状です。
興味深かったのが、認知症とうつ病では、記憶力低下という部分が一緒でも受診時の結果が逆になる、ということ。
うつ病では
急激、発病自覚、質問に答えられない、そして食欲減退と睡眠不足。
対して認知症では
いつの間にか、発病自覚なし、質問にごまかしてでも答える、そして食欲増進とロングスリープ。
うつ病は「病」であって回復ができる。
一方、認知症は「症状」であって遅延はできても回復はできない。
認知症に伴う結果をみてみると、全然違うものなのだと感じます。
そして同じく和田秀樹先生による認知症の記事をみて、先日のコラムの体験談ともつながり、理解が深まったと感じます。
認知症の方が忘れるのは「新たな事」と「短期記憶」から。
もしかしたら人をストレスフルにさせているものは、認知症の方達脳が「最初に切り捨てる」なにかなのかもしれない。
そして逆にそれに囚われてしまうことがうつ病なのかもしれない。
そんな風に感じたお話でした。